治安の良い国と悪い国を知っておく

海外旅行に行くのであれば、行き先の国の情勢を知っておくことは必須条件です。特

にその国の治安が良いのか悪いのかという情報を得るのは、絶対に行わなければなりません。それが、自分自身の命を守ることにつながるからです。

ここでは、諸外国の治安の良し悪しについての情報を少しですが提供したいと思います。

北欧諸国の治安が良いというイメージは正しい?

基本的に、治安は良好です

北欧はフィンランド、ノルウェー、アイスランド、スウェーデン、デンマークが含まれます。福祉が充実している北欧は、治安も良いというイメージがあります。では、実際のところ治安は良いのでしょうか。

現在の北欧諸国は、外務省の情報を参考にすると、危険レベルは設定されていません。つまり、治安は良いということになります。

一般的なイメージ通り、危険性は少ないため、比較的かなり安全に渡航をすることが可能であると考えられるでしょう。

北欧だからといって油断は禁物

上記のように、北欧諸国は全体的に治安が良いです。しかし、治安が良いからといって油断してしまうのは禁物です。北欧諸国であっても、一定の犯罪率はあります。ですので、油断をしていると何らかの犯罪に巻き込まれる可能性は否定できません

また、スウェーデンの隣の国、ロシアは危険レベルが1となっています。ですので、隣国の治安の悪さが影響する可能性もあります。その点を考慮しておくことも大切です。

アフリカや中東は危険レベルが高い?

アフリカは一部以外は危険レベルが高い

アフリカの治安は、一部の国を除いて、危険レベルが高い傾向にあります。治安の良い国についてですが、アフリカ大陸の南端側にある、南アフリカ共和国、ボツワナ、ナミビアなどがそれに該当します。外務省の情報では、危険レベルは設定されていませんので、治安の良い国だと考えていいでしょう。

しかし、それ以外の国については治安が悪く、危険レベルが高くなっています。特に北アフリカのリビアやマリなどは、外務省より危険レベル4の退避勧告が出ています。これらの国については、軽率な渡航はしてはなりません。

中東はかなり危険な国が多い

中東は様々な社会的要因から、内乱や戦争などが多く起こっている地域です。

 

そのため、危険レベルの高い国が多いのが特徴です。特に、シリア、イエメン、ソマリア、イラクなどは退避勧告が出ているくらいに危険レベルは高くなっています。

ただ、中東だからと言って、すべての国や地域に退避勧告がなされているわけではありません。危険な地域に立ち寄らない、十分な防犯対策を行うなどの心がけをしていれば渡航できるレベルの国もあります。事前に情報や準備をしておくことが大切です。

治安の悪い地域に旅行をする際に大切なこと

他国の犯罪手口について知識を得ておく

日本のような平和な国に比べて、諸外国の犯罪の手口は非常に巧妙です。さらに日本では考えられないようなことでも、犯罪に巻き込まれてしまうケースもあります。ですので、他国の犯罪の手口について十分な知識を得ておくことが大切です。

例えば夜は一人で外を出歩かないなど基本的なことから始まり、自分のどのような気の抜き方、行為が、治安の悪い国のどのような犯罪の手口に引っかかりやすいのかなどを意識しましょう。

そして知識を得るとともに、シミュレーションをすることも、治安の悪い地域で、限りなく安全に過ごすためのメソッドになります。

文化、宗教、風習についても知っておくべき

治安の悪い国の中には、その土地の文化や宗教、風習の要素が、治安の悪さや犯罪に巻き込まれるキッカケになる可能性があります。そのため、できるだけトラブルや危険な境遇に遭わないようにするためにも、文化、宗教、風習についても知っておくべきです。

これらの点を踏まえて旅行に行けば、巻き込まれなくてもいいようなトラブルにも遭遇する確率をぐっと減らせます。海外旅行をするのであれば、必ず勉強しておきましょう。

海外旅行を楽しむための豆知識は、こちらの記事でも紹介しています。

まとめ:慎重に・十分な注意を!

海外には、日本よりも治安の良い国があります。しかし、日本と比較して治安のかなり悪い国の方が多いのが現実です。ですので、海外へ渡航するのであればできるだけ治安の悪い国は避けるようにしましょう。

また、治安の悪い国に渡航する場合は、気をつけなければならない点に十分注意しておいてください。その心がけが、海外で自分の身を守ることに繋がります。