もしものとき焦らないように!旅行先で交通事故に遭ったら

ドライブ旅行を楽しんでいたら、思いがけず事故に…!?交通事故はただでさえショッキングな出来事ですが、それが旅先ともなればなおさらです。

そんなときのために、旅先で交通事故に遭遇した場合のアレコレをお教えいたします。

旅行先で自動車事故…!マイカーはどうなってしまうの?

まずは事故を起こしたらどうしたらいい?

旅行先でもしも事故に遭ってしまったら…?とにかくまずは“身の安全を確保”しましょう。そして負傷者がいればまずは“救護”し、なるべく速やかに“警察に連絡”をします。

車が動く状態であれば二次被害を防ぐために脇に停めるなどしましょう。そして“保険会社に連絡”し、“事故の相手がいればその確認と連絡先の交換”をします。

警察が来る間、目撃者の確保や現場の写真を撮っておくなどすると、後で揉めたときに役にたつことがあります。

車が動かない!どうしたらいい?

修理工場までレッカーします。自動車保険にロードサービスが付帯されているならば“JAFなどのロードサービス”を利用しましょう。入っている保険会社によって変わりますが、無料でレッカー移動できる距離は決まっています。

ロードサービスの無料の範囲を超えた場合、1キロで500円〜800円程度の負担がかかってしまいますので、もし車両保険に加入しているのであればそちらで補償することもできます。

JAF | ロードサービス

ですが、もしあまりにも距離が離れている場合は、事故現場近くの修理工場に入庫することも検討した方がいいでしょう。もしこれがレンタカーだった場合、事故後の処理は先に述べた通りですが、レンタカー会社にも連絡を忘れずにしましょう。

廃車にした方がいい場合もある!?

乗っていた車をレッカーする場合、自宅近くまで運んできてもらうとなると驚くほどの金額になってしまうことも考えられます。

もしレッカーしても修理が不可能ということであれば、その近くの廃車買取り業者に連絡して引き取ってもらう、という選択肢もあります。無料でレッカーも廃車手続きも行ってくれる業者もあるので、「場合によっては廃車にした方がいい」ということも覚えておきましょう。ちなみに、廃車の必要書類はこちらが参考になります。

運悪く外国で交通事故に遭ってしまったらどうすればいいの?

もしも海外で事故に遭ってしまったら?

日本で事故を起こすのももちろん避けたいですが、海外など言葉の通じない中でトラブル処理をするのはなおのこと避けたいものです。けれども絶対に事故に遭わないとは誰しもが言えないこと。

例えば、こちらのページを読んでみて下さい。
外務省 海外安全ホームページ|海外邦人事件簿 Vol.62 日本と異なる交通事情

もしも海外で事故にあってしまったら、まずは速やかに“車を端に避ける”などし、二次被害に備えましょう。またけが人がいれば“救護”にあたるのはどこの国でも同じことです。“警察、レンタカー会社に連絡”し、相手がいれば“相手の情報を確保”しましょう。

必要な情報はDrivers License Number(運転免許証の番号)、Insurance Policy Number(保険証番号)、住所、氏名、連絡先、車種、色、プレートナンバーです。

言葉が通じないんだけど…どうすればいい?

事故というハプニングに遭えば誰もが動転してしまいます。言葉が通じないのであればなおさらです。

そんなとき、海外旅行保険の中には「電話や対面での日本語サポート」が含まれている場合があります。万が一のときに備えて確認しておきましょう。

交通事故に遭わないための対策を

そもそも事故を起こさない、事故に遭わないためには?

基本中の基本ですが、“交通ルールを守ること”です。一時停止、スピード、右左折時の確認など、基本に忠実に運転することです。

旅行中は特に知らない道を走るため、ナビに頼りながらの走行になることが多くなります。そうすると普段走っている道よりもどうしても注意力が散ってしまうため、事故に遭いやすくなってしまいます。

また旅行の前にタイヤの溝や空気圧の点検もしておいた方がいいでしょう。バッテリー液やエンジンオイルなどが充分足りているかの確認も忘れないでください。

海外旅行のドライブ、気をつけることは?

海外で運転する際に注意したいのが、“運転免許証の種類”です。国外免許証(日本の警察で発行されるもの)、もしくは現地のドライバーズライセンスカードが必要です。もしなければ無免許扱いとなり法に裁かれることになるので注意しましょう。

また運転する前にあらかじめその土地について知っておくといいでしょう。“夜間や危険な場所”を運転することはなるべく避け、大きな道路を通るようにしましょう。

まとめ

なるべくなら交通事故に遭わないのが一番ですが、どんなに気をつけていても遭ってしまう可能性があるのが交通事故です。

国内旅行、海外旅行先で交通事故に遭った場合は普段と少し違う対応が必要になる場合があるので、知識として覚えておくとよいでしょう。